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日々

どうでもいいことを


by 日々

4/25早朝に見た夢

4/25早朝に見た夢〈5時17分から6時30分までの間〉
ショートカットでラベンダー色の服を着た中年女性と私で、その庭に行った。
古い建物(小学校に似ている)の中庭には、たくさんの植物や野菜、果実が植えてある。
ヘチマのような黄色い花を付けたツタが、天に向かって伸びている。
死んでいるように色あせた建物に四方を囲まれて、植物は生き生きとしていた。
その庭は、あるおじさんの庭なのだが、主人は不在で、
使用人の少女が私たちをもてなしてくれた。
庭の中央におかれた籐の長椅子に、私たちは腰掛けた。
少女がまだスライスされていない茶色っぽい生地のパンを持ってくる。
「ここで作られたパンです。」私は手でちぎって口に含む。
その柔らかさと香りの良さに驚く。
「焼きたてですか?」と聞くと
「いいえ、十二年前に焼かれたパンです。」と少女が答える。
特別不思議にも思わず、
ああ、ここの時間の流れは特別なのかも知れない…と思う。
私は、中年女性に「いつもこれを食べていたら、これが普通になっていつか美味しいとも思えなくなるのかな?」という。
彼女は「それはとても悲しいことだよね」と言う。
気持ちよくなってきた私は、靴を脱いで籐椅子に足を伸ばして座る。
目の端に、中年女性と私が辺りを眺めながら庭に入ってくるのが見える。
ここに来たばかりの私たちの姿だ。時間軸がゆがんでいるみたいだ。
しかし動揺もせずに私はパンを食べつづける。
その世界はとても幸せで心地よかった。

今気づいたけど、今日の私のジャケットは薄い紫。
髪の毛を耳にかけていたら「髪切ったんですか?」って聞かれた。
つまりショートカット。中年女性は私だったのかも知れない。
by korimagiya | 2005-04-25 12:10 | 絵とひとりごと